2024年8月9日、OpenAIはこれまで有料会員にのみ提供してきた DALL·E 3 による画像生成を無料会員にも提供すると発表した。
同社は今年の6月にも無料会員に対する大幅な機能拡張を行っているが、今回のリリースで更に強化されることになる。

無料会員は1日2回までと回数は限定的だが、性能を試すことはできる。
また、ちょっとしたスライド用の画像であれば、テクニックさえ覚えてしまえば無料の範囲でも作れてしまう。

まずは試しに使ってみて、必要であれば有料会員を検討すると良いだろう。

現時点で最新の、プラン別提供機能は以下の通り。

機能非会員無料会員PlusTeamEnterprise
料金(月額料金)00$20$25(年払)
$30(月払)
$60(*1)
利用可能モデル4o mini4o mini / 4oALLALLALL
GPT-4oの利用制限10回/5h40回/3h100回/3h無制限
チャットでのやりとり
知っている情報の範囲2023.102023.10GPT-4:2023.12
GPT-4o:2023.10
WEBの情報参照
ファイルアップロード
データ分析2回/日
音声会話
画像の生成✕→◯(2回/日)
GPTsの利用(ストア取得)
GPTsの作成・公開
ユーザーの管理
複数ユーザーの一括支払
直接接続アプリの制限(*2)
ユーザーのグループ管理
アナリティクスの取得
*1 : 1契約あたり150アカウント以上が必要、毎年前払い
*2:Teamプラン以上ではGoogleDrive、Microsoft One Driveが接続可能であり、Enterpriseプランでなければ無効化できない

ChatGPTの画像生成をビジネスで活用する方法について、別記事で解説しているので興味のある人は確認してみてほしい。

最近では、無料プランや非会員が使うAIモデルが3.5から4o miniにグレードアップしたり、有料ユーザーに向けて感情豊かな言葉のやりとりを可能とする「高度音声モード」がベータリリースされたりと、話題に事欠かないOpenAI社の動向に、引き続き注目したい。