「プレゼンのスライド作成に時間がかかってしまう!」

「スライド作りに自信がない」

そんな悩みを抱えるビジネスパーソンや学生にピッタリなのが「スライド自動生成AIツール」。

AIツールを活用すれば、わずか数クリックでプロフェッショナルなスライドを自動生成してくれるので、時間も労力も大幅に節約できてしまいます。

今回は、手軽に使えるスライド自動生成AIツールの比較やそれぞれの特徴を詳しく解説。

無料プランの使い勝手や、日本語対応の有無、テンプレートの豊富さなど、選ぶ際に役立つポイントもお伝えしています。

さらに、スライド自動作成AIツールのメリット・デメリットもについても正直にお伝えしています。

この記事を読めば、自分に合ったツールを見つけ、効果的に活用するためのヒントが得られるはず。

AIツールを活用して、これまでのスライド作成のストレスから解放されましょう!

【おすすめ】スライド自動作成AIツール5選!無料プランあり

スライド自動生成AIツールは数多くあり、どれを選べばいいか迷ってしまいませんか?

ここからは、主なスライド自動生成AIツールを5つピックアップし、

  • ツールの特徴
  • 料金プラン

をまとめました。

ここで紹介した内容を踏まえて、ご自身の使い方やニーズに合ったツールを見つけてみてください。

スライド自動生成ツール比較表

ツール料金プラン無料トライアルの有無日本語対応
Canva AI無料プラン
有料プラン:3タイプ(¥1,180〜)
無料トライアルあり
MiriCanvas無料プラン
有料プラン:2タイプ(¥1,500〜)
無料トライアルあり
Tome無料プラン
有料プラン:3タイプ(約¥3,000〜)
無料トライアルあり
Gamma無料プラン
有料プラン:2タイプ(¥1,500〜)
無料トライアルあり
SlidesGPT無料プラン
有料プラン:3タイプ(約¥1,300〜)
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Canva AI(キャンバ エーアイ):スライド作成の定番

特徴
  • 多様なテンプレート
  • 画像・文章・音楽まで自動生成可能
  • 使用回数に制限付きだが、無料で多くの機能を利用可能

スライド作成の定番とも言えるCanva。

Canva AIは、グラフィックデザインツールCanvaに搭載された生成AI機能を指します。

Canva AIには、

  • マジック生成:テキストを入力すれば、AIが自動的に画像や動画を生成
  • Magic Write:AIがプロンプトに基づいて、自然な文章を作成
  • AIナレーション機能

などがあり、これらの機能を活用すれば、作業時間を短縮しつつ、質の高いスライドが作成できます。

Canva AIは使用回数に制限があるものの、多くの機能を無料で利用可能なのも魅力的です。

▼料金プラン

  • 使用回数に制限があるが、多くの機能を無料で利用可能
  • 本格的な活用するなら、使用回数の上限が大幅に増える有料プランを選ぼう

MiriCanvas(ミリキャンバス):豊富なテンプレート&素材

特徴
  • 30万種類以上のテンプレートと4,500万個以上の素材(2024年10月時点)
  • 画像生成AI機能
  • 多言語対応(9言語対応)

MiriCanvasは韓国で利用者No.1のWebデザインツールです。

MiriCanvasで特筆すべきは、テンプレートや素材の多さ。

韓国初のツールのため、韓国らしいおしゃれなデザインが魅力です。

  • プレゼンテーション
  • SNS投稿
  • ポスター
  • チラシ
  • ロゴ
  • バナー

など幅広く対応しているので、デザインの知識や経験が乏しい初心者でも、簡単にプロ並みのデザインができます。

また、画像生成AI機能があるため、テキストプロンプトから簡単にイラストやロゴ、シンボルなどが生成できます。

基本は無料で使用でき、商用使用も可能です。

▼料金プラン

  • 個人利用や趣味で使用する分には、無料プランでもOK。
  • ビジネス利用や高品質なデザインを頻繁に作成する場合は、Proプランを選ぼう。

Tome(トーム):独自の便利機能で効率化UP

特徴
  • 直感的でシンプルなUI
  • スライド作成の精度が高い
  • Tome独自の便利な機能(共同編集機能、AIアシスタントなど)

TomeはアメリカのMagical Tome社が開発した、プレゼン資料の作成に特化したAIツール。

プレゼンのテーマやテキストを入力すれば、AIがその内容に基づいたスライドを自動生成します。

生成されたスライドは後から編集でき、必要に応じて画像やグラフなどの視覚素材を追加可能。

操作は数クリックで完了するため、誰でも簡単に使いこなすことができます。

また、Tome独自の便利機能には

  • 共同編集機能
  • AIアシスタント機能
  • ナレーション機能

などがあり、これらの機能を使えば、スライド作成をさらに効率的に進められます。

▼料金プラン

  • Tomeの無料プランでは、最初に500クレジット付与。
  • 消費後は追加付与されないため、もっとTomeを使いたい人やビジネスで利用したい人は、有料プランがおすすめ。

Gamma(ガンマ):チャット形式でスライド作成

特徴
  • ドキュメントファイル(Word、PowerPointなど)の読み込みOK
  • AIチャット編集機能
  • 外部サービスとの連携可能

2022年にローンチされたAIスライド作成ツールGamma。

タイトルや見出し例を入力するだけで、AIがその内容に沿ってスライドを自動生成します。

また、Gammaの特徴として、WordやPowerPointなどの「ドキュメントファイル」を読み込んで、そのままスライド変換することが可能です。

AIとチャット形式でスライド編集できるのも、Gammaの特徴の1つ。

例えば、「次のスライドにグラフを追加して」といった指示をチャットで送るだけで、AIが自動的にレイアウトやデザインを調整してくれます。

さらに、

  • Notion
  • Googleドキュメント
  • YouTube
  • Spotify

などの外部サービスの連携・埋め込みも可能。

情報をワンストップで集約できるので、非常に便利ですよね。

▼料金プラン

  • 無料プランでも、基本的なスライドの作成とエクスポートが可能
  • 初回登録時に付与される400クレジットを試したのち、有料プランを検討するのもアリ

SlidesGPT:AIツールの中でも最もシンプル

Screenshot
特徴
  • アカウント登録不要
  • 多様なフォーマット(PowerPoint、PDF、Google Slide)に対応

SlidesGPTは、ChatGPTを活用し、入力したテキストをもとにAIがスライドを自動生成してくれるツール。

基本的な機能は無料で試すことができ、アカウント登録も不要で利用することができます。

AIツールのなかでも、スライド生成を最も簡単に行えるので、

  • サクッとスライドの叩き台を作りたい
  • スライド自動生成AIツールを一度試してみたい

という方におすすめです。

スライド作成する分には無料で利用できますが、作成したスライドをダウンロードするには「1回2.5$」課金しなければならず、注意が必要です。

作成したスライドは、PowerPointやPDF、Google Slideで出力することが可能になります。

▼料金プラン

  • スライド生成は無料だが、ダウンロードに1回2.5$の料金が発生
  • ChatGPT Plusから利用した場合は、ダウンロード料金は発生しない(ただし、ChatGPT Plusの利用料金が必要)

スライド自動作成AIツールを使うメリット・デメリット

スライド自動生成AIを使ってみたいけど、

「本当に便利なの?」

「使いこなせるか不安」

という方も多いはず。

そんな方へ、ここからはAIツールのメリット・デメリットをお伝えします。

AIツールを使うメリット

メリット
  • 時間短縮と作業効率がUP
  • ビジュアル面でのクオリティが安定する

AIスライド作成ツールの最大のメリットは、作業時間が大幅に短縮でき、作業効率が向上すること。

従来のスライド作成では、デザインやレイアウトの選定、内容の配置に時間がかかっていました。

しかしAIツールを使えば、テキストを入力するだけで、短時間で必要なスライドが自動生成できます。

特に、

  • 複数のスライドを作成する場合
  • 頻繁にプレゼンが必要な場合

においては、時間の節約効果は絶大です!

また、AIツールは、自動的にスライド全体のデザインやレイアウトを統一してくれるので、ビジュアル面でのクオリティが安定します。

スライド間でフォントやカラー、配置を統一し、視覚的に統合された資料を作成するので、個別のスライドを手動で調整する手間を大幅に省けます。

例えば、ビジネスプレゼンでは、「見栄えの良さ」や「整然としたレイアウト」が評価されることが多いので、AIツールは相性ピッタリと言えますね。

AIツールを使うデメリット

デメリット
  • カスタマイズの自由度に制限がある
  • 手動修正が必要

AIスライド作成ツールの1つ目のデメリットは「カスタマイズの自由度に制限がある」こと。

基本的にAIツールで作成されるスライドは、テンプレートベースなので一定の品質が保たれています。

一方で、完全に独自のデザインや特定の表現を求める場合には、カスタマイズできる範囲は限られます。

また、作成したいスライドの内容によっては「ユーザーによる手動修正が必要」な時も。

例えば、

  • 非常に複雑なデータを視覚化する場合
  • 特殊なレイアウトを必要とするプレゼン資料を作成したい場合

などは、AIだけでは対応が難しい場合があり、手動修正が必要です。

【時間短縮】無料プランあり!最強スライド自動作成AIツール5選:まとめ

スライド自動作成AIツールは、プレゼンテーション作成の時間を大幅に短縮し、作業効率を向上させる便利なツール。

時間のないビジネスパーソンや、デザインに慣れていないユーザーにとっては、これらのツールは非常に効果的と言えますよね。

しかし一方で、AIツールには限界があります。

テンプレートをベースにしたデザインでは、独自性を持たせるのが難しく、複雑な内容をカスタマイズするためには手動での修正が必要です。

こうしたAIツールの限界をきちんと把握しつつ、うまく活用すれば、短時間で質の高いプレゼンを作成できます。

ぜひ今回の記事を参考に、自分に合ったツールを選び、効率的にプレゼン資料作成を進めてみてくださいね。