2024年7月25日(現地時間)、OpenAI社は検索に特化した新しいサービス「SearchGPT」のプロトタイプを発表しました。
今回はその内容を確認しながら「SearchGPT」がどのようなものかを見ていきましょう。
SearchGPTとは
必要な答えに行き着くために多大な時間と労力がかかる従来のWeb検索ではなく、真に必要な回答を迅速かつ簡単に見つけられるようにする。というのがコンセプトのようです。
下記は、実際に公開されたでも画像です。
『ノースカロライナ州のブーンで8月に開催される音楽フィステバル』
すると以下のとおり、該当するフェスの一覧が生成されました。
当然ながら、これらは検索であるため、参照元のサイトリンクもつけられています。
更に、従来のChatGPTのように検索結果にたいして会話形式で詳細を詰めることも可能です。
『ミネソタ州での栽培に適したトマトは?』
『このうち今の時期に植えられるものは?』
といった具合で、かなり回答精度が高いようです。
これまでのChatGPTを検索や調べ物に使う人も多かったと思いますが、SearchGPTでは参照元が常に明示されるため、回答内容が本当に正しいかの不安が大きく解消するでしょう。
更に、OpenAIはこうしたAIの回答精度を向上させる取り組みとして、出版社やクリエイターとの提携も進めていくそうです。
SearchGPTの使い方
残念ながら現時点でSearchGPTを使うことはできませんが、ウェイトリストの受付は開始されています。
以下にその手順をまとめます。
① SearchGPTのサイトにアクセスする
② Join waitlist をクリック
③ Sign in to join waitlist をクリック
④ ログインが求められたらChatGPTのアカウントでログイン
⑤ You’re on the waitlist になればOK
なお、Waitlistは現時点で個人のアカウントでしか登録できません。
TeamやEnterpriseプランのアカウントを利用している場合は、個人アカウントにログインしなおして登録しましょう。(無料プランでも可)
これで登録は終わりです。
あとはOpenAIからの連絡を待ちましょう。
SearchGPTとPerplexityの違いは?
検索型AIといえば、これまでは Perplexity がありました。
現時点で細かなUIの違いはあるものの、参照元が明らかという点で両方とも同じであり、性能の違いなどは明らかになっていません。
しかし、Waitlistが解禁され、実際に使えるようになれば徐々に明らかになってくるでしょう。
Perplexity については当サイトでも紹介していますので、今後の比較のためにもぜひコチラも確認してみてください。