はじめに
2024年3月26日、革新的なサービス「No Lang」が登場し、デジタルコンテンツ生成の新時代を切り開きました。
オーバーかもしれませんが、それくらい画期的なツールだと私は思いました。
この記事では、そのNo Langの使い道、登録方法、そして操作手順について詳しく解説していきます。
まずは、簡単にNo Langの概要からご説明します。
No Langは、ユーザーがテキストで質問を投げかけると、その回答を自動で読み上げる動画を生成するサービスです。
画像生成だけでなく、text2videoやtext2speech機能を組み合わせた、多様なAI技術を同時に体験できることが特徴です。
素早く直感的な操作でできるこのツールは、デジタルコミュニケーションを一層豊かにします。
さらに、PDFファイルの文章読み込みや、ウェブサイトの要約など、ビジネスや学習に役立つ機能を持っている点もおすすめしたい理由です。
これらの機能は、情報収集や資料作成の効率化を図るのに非常に有効です。
開発されたのは、東京大学・大学院出身の才能あふれるメンバー5人によるチーム、Mavericks, Incです。
日本発のツールとして、日本語の操作が可能であるため、国内ユーザーにとって非常に使いやすい設計です。
しかも一日10回の制限がありますが、今のところ無料のコンテンツとなっているのも魅力です。
無料なので、今後も進化を続けるNo Langにいち早く慣れ親しんでおいて損はありません。
これからどんどんAIが生活に入ってくることは間違いないと思います。
是非この記事を参考に、No Langの魅力を体験してみてはいかがでしょうか。
そして、ぜひいち早く使い慣れて、時代の先を進んでいきましょう。
1. NoLangの活用法
まず、私が考えるNo Langの3つの活用方法について紹介します。
①:日常情報収集の効率化
Chrome拡張機能として提供されるNoLangであれば、ネット上の気になる情報をワンクリックですぐに動画化してくれます。
文章で追うと、どうしても流し読みで頭に入りにくい場合がありますが、文章+イメージ画+ナレーションという3つの感覚からインプットできるので知識をしっかり吸収できます。
それにより、より効率の良いインプットが実現します。
そしてさらにすごいところは、海外の英文サイトを自動的に日本語に翻訳し、解説動画を生成する機能です。
国際ニュースや情報の取得が格段に効率的になりました。
このツールを利用することで、言語の壁を越えて、世界中の最新情報をすばやく簡単に理解することができます。
結果的に海外の様々な記事をすぐに日本語で視覚的に学べるため、情報収集の時間を大幅に短縮し、より多くの知識を効率的に吸収できますね。
このツールのさらにすごい特徴は、生成された動画内容に関して、ChatGPTのように対話形式で疑問を解消したり、さらに詳細な情報を要求することが可能だということです。
例えば、「今の要約に含まれなかった内容を教えてください」や「初心者にも分かるように詳しく説明してください」といった質問を追加することで、より自分に合わせた内容がインプットできるようになります。
この便利な機能によって、ユーザーが自分のペースで学び、知識をより深く掘り下げることが可能になりますね。
②:情報共有ツールとしての活用
No Langは、PDFデータを読み込んで、文章、イメージ、ナレーションを組み合わせた要約解説動画を生成することもできます。
この方法により、チーム内での情報共有が従来の文書形式よりも格段に向上します。
文書のみでの共有ではなく、視覚的および聴覚的な要素を取り入れることで、情報の伝達がより明確かつ効果的になります。
生成は数十秒で完了し、その後で発信者が内容の正確性を確認し、必要に応じてテキストを追加して簡単に修正できます。
従来のスライド作成に比べて時間を大幅に節約することができるため、効率的な情報共有が可能です。
さらに、開発チームMavericks, Incによれば、このツールはSNSでのやり取りを通じても約1万文字の長文記事を認識し、処理する能力を持っているとのことです。
これにより、多岐にわたる資料を処理し、必要な情報を抽出することが可能です。多忙なビジネス環境においてメリットが大きいと思います。
③:SNSでのコンテンツ紹介
自分のコンテンツや商品をSNSでローンチする際に、紹介動画としてもそのまま活用できるレベルに感じました。
恥ずかしいですが私が昔ChatGPTで作成した16000文字の文章のPDFを添付し「要約して」と入力して作成した動画を添付します。約10秒で生成されました。
2. NoLangの利用方法
次に実際活用する為のログイン法方と使い方を解説します。
NoLangを利用する方法は、非常に簡単です。
①ログイン方法
1.NoLangのウェブサイトにアクセス(https://no-lang.com/home)
2.ログインする(初めての場合グーグルアカウントの連携を求められます)
②使い方
テキスト入力: ChatGPT同様得たい知識などをテキスト入力します。
動画生成: 入力されたテキストに基づいて、NoLangがリアルタイムで動画を生成します。
これにより、テキスト情報がビジュアルな形式に変換されます。
(ほかの生成AI同様、正誤性は各自確認する必要はあります)
テキスト入力のところに、「小学生でもわかりやすいように」とかの指示を入れることもできて、そのように対応してくれました。
PDF資料は、私の16000文字の文章も最後まで読み込み要約してくれました。
多少漢字の読み違いが出ました。
その点についてはSNSで開発者あてに質問されていましたが改善していくとの返答をされていました。
動画視聴: 生成された動画を視聴します。
必要に応じて、再生速度を調整したり、一時停止して内容を確認したりすることができます。
③Chrome拡張機能の利用:簡単3ステップ
続いて、ウェブサイトの内容を瞬時に要約解説してくれるNo LangのChrome拡張機能の設定方法を解説します。
1.ChromeウェブストアからNoLangの拡張機能をダウンロードします。 NoLang (google.com)
ふ2・NoLang をピン留め、①右上のアイコンを押して拡張機能一覧を開き、②「NoLang」の右のピンのボタンをクリックしてピン留めします。
3・動画にしたいページでアイコンをクリック
解説動画を生成したいWebページを開いた状態で、拡張機能のアイコンをクリックします。
これだけで数秒で要約動画を作成してくれます。
3. AI初心者にも使いやすい理由
①迷わず使えるシンプルなデザイン:
テキスト入力やボタン操作など、基本的な操作に留まるため、AIの知識がなくても簡単に利用できます。
②テキスト入力だけで使える:
NoLangは自動化されたプロセスを提供しており、ユーザーはテキストを入力するだけで動画が生成されます。
AIが自動的に適切なビジュアルと音声を生成するため、ユーザーは専門知識や技術を持っていなくても、高品質な動画を作成できます。
③様々なシーンからワンクリックで:
NoLangは、Chrome拡張機能も提供しています。
ブラウザ上でテキスト情報を見ている際に、ワンクリックでNoLangを呼び出して動画を即座に視聴できます。
非常に便利で、AI初心者でも簡単に利用できます。
4. 利用規約の概要
次に利用にあたっての注意点となる利用規約を要約しました。
アカウントの作成
NoLangを利用するには、Googleアカウントが必要です。
ただし、1人1つのアカウントしか作成できません。
プライバシーポリシー
ユーザーのプライバシーを尊重し、個人情報は第三者に提供されません。
収集された情報は、サービスの改善や提供のためにのみ使用されます。
プライバシーは守られていますが、念のため機密的な文言などの情報入力は避けておくべきかと思います。
また、動画の公開、非公開も設定できるので会社利用では非公開にチェックしましょう。
利用規約の変更
利用規約は変更されることがあります。
変更があれば、登録時のメールで通知されます。
変更に同意しない場合、アカウントの利用が制限される可能性があります。
アカウントのセキュリティ
アカウント情報はしっかり管理しましょう。
他人に教えたり、不正なアクセスを防ぐために、パスワードを強化しましょう。
禁止行為
不正行為や他人の権利を侵害する行為は禁止されています。
セキュリティや個人情報の保護にも注意しましょう。
サービスの提供停止や制限
利用規約に違反した場合、アカウントが一時停止されることがあります。規約を守って利用しましょう。
コンテンツとライセンス
NoLangを使って作成されたコンテンツの著作権はNoLangにあります。
コンテンツを共有する際にはクレジット表示をしましょう。
通常の動画に関してはCC-BY-SAライセンスで、動画ページのクレジットをコピーして明記していただければ商用利用は可能です。
Webページの要約動画に関しては元記事の権利関係から、商用利用や別媒体への投稿などは控えるとしています。
免責事項
サービスのエラーや情報の正確性について、NoLangは責任を負いません。
利用する際は自己責任で行動しましょう。なので、正確な情報かどうかをチェックする必要があります。
準拠法および管轄裁判所
利用規約は日本法に基づいて解釈され、紛争は東京地方裁判所が管轄します。
これらのポイントを守ることで、NoLangを安全に利用し、有益な情報を得ることができます。
あとがき
新たな技術の導入は常に私たちの生活や仕事の効率を向上してくれます。
本記事で紹介しましたNo Langは、情報処理のあり方を根底から変える可能性を秘めています。
このサービスが提供するテキストから動画への変換機能は、情報アクセスの障壁を低減し、より多くの人々が知識を獲得する機会を増やすことでしょう。
特に、Chrome拡張機能を通じて提供される即時のビジュアル化サービスは、忙しい日常の中で迅速かつ効率的な学習手段を提供します。
ビジュアルコンテンツへの即時アクセスは、特に視覚的な学習が得意な人々にとって、文字情報の理解を助ける貴重なツールとなるでしょう。
また、AIによる自動音声生成機能は、視覚障害を持つ人々にも情報へのアクセスを容易にします。
このように、No Langは多様なユーザーのニーズに応えることができる汎用性の高いツールですが、それには幾つかの課題も伴います。
自動生成された内容の正確性やセキュリティの確保、さらには利用規約における著作権などの法的な問題が常に問われることになるでしょう。
ユーザーはこれらの問題に留意し、信頼できる情報源かどうか精査しながらNo Langを適切に活用する必要があります。
No Langのさらなる発展と改良に期待するとともに、テクノロジーがもたらす新たな可能性に目を向けていくことが重要です。
私自身、このNoLangを日々のニュース記事を要約する事、そしてSNSで自身のコンテンツを紹介にも使ってみようかと思いました。
そして、開発者様のお話からするとさらなる改善が予想されますので注目していきたいAIとなっています。
AIは、これからどんどん生活に浸透してくることが予想されます。
より早くから利用することで、これからの時代を少しでも有利に過ごすことができるのではないでしょうか。
みなさんも是非、お試しくださたいませ。