「AIツールの会員登録が面倒だな・・・」
と思っているそこのあなたに朗報です。
2024年6月に、AI機能を備えたパソコン「Copilot+PC」が日本で販売されました。
Copilot+PCは、既にAI機能が内蔵されているので、会員登録をして作業をすることはありません。
常にあなたの側にあるので、
- 面倒な会員登録は不要
- 必要な時に瞬時に作業ができる
- ムダな作業を無くして効率化も目指せる
といったメリットがあり、ビジネスでの活用もおすすめできるパソコンです。
「Copilot+PCって一体なに?」
とまだまだ疑問に思うあなたのために、今回は、Copilot+PCのメリットを含め、企業で活かせる使い方や今後の可能性について紹介します。
ぜひ企業に導入してほしい「Copilot+PC」についてこの記事で学んでいただき、今後、効率的な仕事ができる手助けになればと思っております。
Copilot+PCとは?
「Copilot+ PC」とは、Windows PCの新カテゴリーで、生成AI向けの機能を備えた新たなパソコンのことを言います。
2024年6月18日に日本で発売されており、今話題となっているパソコンです。
Copilot+PCを使うには、
- 高速処理するために設計されたプロセッサである「NPU」
- PC操作やアプリの利用に必要なソフトウェア「OS」
が必要だと言われています。
一般的なWindows PCとは異なり、OpenAI社の4o(オムニ)モデルと同等の機能が追加されているため、今後企業での導入が当たり前の時代に突入するでしょう。
今すぐ導入すべきCopilot+PCの3つのメリット
では、Copilot+PCを使う際、どのようなメリットが生まれるのでしょうか。
AI機能が6つ搭載している
Copilot+PCには、既に6つのAI機能が搭載されています。
- PC全ての情報を検索できる「Recall機能」
- PC上で流れる音声を字幕化できる「ライブキャプション機能」
- 手書き+プロンプトを組み合わせて画像生成ができる「Cocreator機能」
- オンライン会議でエフェクトをかけられる「Windows Studio エフェクト機能」
- フォトアプリに搭載されている画像生成機能「イメージクリエーター/リスタイル」
- ゲームプレイ時高い解像度で映像が表示される「自動スーパー解像度(Auto SR)機能」
AIの処理能力が従来のパソコンと比べて「最大20倍に向上している」と言われているほど、高機能ばかり。
ビジネスでの活用はもちろん、あなたの趣味に合わせて使用することもできます。
6つの機能をすべて活用することができれば、視野が広がること間違いなしと言えるでしょう。
インターネットに繋がなくてもAI機能を使える
Copilot+PCは、インターネットに繋がなくても端末上で全ておこなうことができます。
最先端のCPU、GPUに加え、AIを処理するためのNPUが新たに搭載。
マイクロソフトが提供する小規模言語モデルを活用することで、クラウド上ではなく端末上で直接AIを実行できるようになったのです。
- 海や山奥にあるキャンプ場
- トンネルが多い道路を走る車の中
- インターネット環境がないお店
といった、どんな場所でも使えてしまうので、急な仕事が入った場合もその場で難なく作業をこなすことができるのです。
「どんな場所でもAI機能を使って仕事ができる」
こんな夢のようなことが、現実に起こっているのです。
1kg前後の軽さなので持ち運びがしやすい
Copilot+PCの重さは「1kg前後」しかないため、女性でも持ち運びやすい薄型のノートパソコンです。
「こんなに重いと外で仕事ができない」
「移動時間が苦痛でしかない」
Copilot+PCではこんな悩みを持つことはありません。
持っていることが気にならないほどの軽さが「仕事がしたい!」と思わせてくれるので、常にCopilot+PCを持っていても苦痛だと感じることはないでしょう。
Copilot+PCを使って企業で活かせる方法4選
Copilot+PCには6つの特徴がありますが、その特徴はビジネスですぐに活かすことができます。
ここでは、Copilot+PCを使って企業で活かせる4つの方法を紹介しますので、ぜひ参考にして活用してみましょう。
イメージクリエーター/リスタイル「整理された会議資料を作成」
画像入りの整理されている会議資料は、
- 視覚的な情報補強
- 情報の記憶定着
を促進する効果が期待できます。
イメージクリエーター/リスタイル機能を使うことで、文章だけでは伝わりにくいデータや概念も、図やグラフを活用することで、瞬時に把握しやすくなります。
会議資料だけではなく「マーケティングと広告の強化」も期待できます。
画像生成を上手く活用すれば、今後の企業発展に大きな役割を果たしてくれるでしょう。
ライブキャプション機能で「リアルタイムで議事録作成」
ライブキャプション機能を使えば、リアルタイムで議事録作成ができることで、
- 一語一語リスニング作業をする必要がない
- 会議終了後に即座に情報共有が可能
- 記録漏れや誤解が減る
- ミスや無駄な確認作業を防げる
といったことが期待できます。
会議中に重要な議論を見直したり、確認がすぐにできるため、会議の進行がスムーズになり、効率的なコミュニケーションも取ることができます。
今すべき仕事に集中できるので、仕事の効率化を図れる最善の方法の1つと言えるでしょう。
Recall機能で「リサーチや資料まとめに活用」
「あの資料すぐに使いたいのにどこにいった?」
「大事な資料保存したか覚えてないや・・・」
「2つの資料を比較して分析したいけどどこにあるっけ?」
といった悩みを「Recall機能」を使えば、瞬時に解決してくれます。
- ファイル名
- キーワード
などの曖昧な質問でも瞬時に資料を見つけられるため、無駄な時間を減らし、作業のスピードアップが可能です。
業務の効率化だけではなく、ストレスの軽減にも繋がるでしょう。
Windows Studio エフェクト機能「会議に一点集中する」
Windows Studio エフェクト機能を使うと、TeamsやZoomなどのオンライン会議でエフェクトをかけることができます。
「背景ってどうやってぼやかすのかな」
と疑問に思いつつ、検索するのは面倒だったりしますよね。
「人物背景用ぼかし」機能を搭載しているため、迷うことなく活用することができます。
また、周りの音が気になる場合は、ミュート機能で瞬時に音を消すことも可能。
数時間ある会議にも周りを気にすることなく、常に集中することができるでしょう。
Copilot+PC導入で今後の企業はどうなるのか?
Copilot+PCの一番の特徴は「ローカル環境でも活用できる」ということです。
「プレゼンテーションがあるけれどあの会議室に回線がない!」
「会議資料を作りたいのに登録したAIツールが見当たらない!」
といったことが起こらないことが最大のメリットとも言えるのです。
すぐに使える環境が整っている
↓
使う頻度も多くなる
↓
Copilot+PCの良さ・使い方もわかってくる
↓
仕事の効率が良くなる
↓
視野が広がり、企業全体の発展・あなた自身の成長にも繋がる
といった良い連鎖が起こる可能性が出てきます。
2024年6月に初めて発売された「Copilot+PC」の段階では、若干ながら活用性が不十分な部分があるようです。
しかし、AIは日々進化しているので、1年後、3年後の「Copilot+PC」は想像を超える活用性を見出してくれることでしょう。
「こんなことまでできるの!」
と驚かせてくれることを期待して、試しに1台、発売した「Copilot+PC」導入を検討してみてはいかがでしょうか。
Copilot+PC導入で企業環境が一変!得られる3つのメリット:まとめ
AIの進化が遂に「パソコンに内蔵」という形に到達しました。
新発売により情報が少ない「Copilot+PC」について「本当に役立つの?」と疑問に思うのは仕方のないことです。
しかしCopilot+PC導入により、企業環境は大きな変化をもたらしてくれるのは間違いないと言えます。
- 仕事の効率化
- 広い視野と考え
- コスト削減
といったことが現実となり、企業全体の発展にも繋げてくれます。
他の企業が導入する前に、一歩を踏み出して、先にあなたの企業が導入してみてはいかがでしょうか。