ChatGPTは、文書作成や学習支援、言語翻訳だけだと思っていませんか。

実は「WEB検索」もしてくれるという、優秀な機能も兼ね備えているのです。

そして、このWEB検索は「ChatGPT無料版・GPT-4o」でも活用できるため、登録すればすぐに試すことができます。

「どうせ適当な答えが返ってるんじゃないの」

と半信半疑な人もいるかもしれませんが、全くそんなことはありません。

むしろ、検索機能を使えば使うほど、検索機能の沼にハマってしまうことでしょう。

今回は

  • ChatGPTで検索したことがない
  • ChatGPTで実際に検索してお店を調べたい
  • リサーチを効率的に進めるアドバイスがほしい

といった方のために、「ChatGPT無料版・GPT-4oの検索機能」について、詳しく紹介します。

作業の効率化・リサーチの効率化を目指せますので、ぜひこの記事を参考に活用してみてください。

ChatGPTの検索機能は「無料版でもできる」

ChatGPTの検索機能とは、ユーザーが入力したキーワードに基づいて関連情報をリアルタイムで検索し、情報を瞬時に教えてくれる、便利なツールです。

ChatGPTの検索機能は、リサーチ作業を大幅に短縮できる「効率的な裏技」と言っていいでしょう。

そして、その機能は、ChatGPT有料版のみの利用だと思っている方も多いのですが、実は無料版でも使用ができるのです。

無料版でも「GPT-4o」が限定で使える

最新モデルのGPT-4oを無料版でも使用できるようになりました。

そしてGPT-4oではWEBサイト内で数件を検索し、回答をしてくれることもあり、安心して作業を進めることができます。

GPT-4oの利用に特に設定などは必要なく、無料アカウントにログインすれば、すぐに活用できるので、とても便利です。

検索回数は制限されているので注意

ただし、GPT-4oの利用には制限があるため、検索回数にも制限がかかってしまいます。

予め「WEB検索するべきこと」を把握してから活用するといいでしょう。

ちなみに制限がかかると、GPT-4oからGPT-3.5に戻るだけなので、文書作成等は変わらずにそのまま利用することができます。

ChatGPT検索機能で使えるシーンとは?

ChatGPT検索機能では、様々な場面で活用することができます。

リサーチサポート

複雑な調査やリサーチの際に、基本的な情報を素早く確認するのに役立ちます。

例えば、特定のトピックに関する最新のニュースや研究資料を見つける際、キーワードを入力するだけで関連する情報を即座に教えてくれます。

また、複数の情報源からのデータを統合して、総合的な見解を得ることもできます。

情報収集

必要な情報を素早く正確に手に入れるための情報収集として活用できます。

例えば、

  • 特定のテーマに関する詳細なデータ
  • 最新の統計情報

を探す際、キーワードを入力するだけで関連する情報を簡単に取得できます。

また、複数の信頼できる情報源からデータを収集し、一元化することで、包括的な理解を得ることができます。

アイデアとヒントを収集

新しいプロジェクトやコンテンツのアイデアを考えるときに、関連する情報やヒントを集めるために使えます。

特定のテーマや問題について検索することで、多様な視点や事例を収集できるだけでなく、思考を広げる手助けをします。

また、関連するトピックやキーワードを提案することで、アイデアの発展を促進します。

短時間で多くのアイデアを集めることができ、各企業に合った課題に取り組むことができるのです。

トレンドの把握

現在のトレンドや話題になっているニュースを把握するのに検索機能を活用することができます。

  • 現在のトレンド
  • 人気のある話題

に関する情報を瞬時に集められるだけでなく、あなたの知らないトレンドを知るキッカケにも繋がります。

また、過去のデータや記事からトレンドの変化を分析し、今後の予測も教えてくれます。

これにより、時代の流れを捉えた戦略や対応策を立てやすくなり、ビジネスや研究の成果を高めることもできるのです。

ChatGPT検索の基本的な使い方

気になるChatGPT無料版「GPT-4o」で出来る、検索機能の基本的な使い方を紹介します。

「リサーチがここまで進化したのか」

と実感できますので、ぜひ今後のリサーチ業務の参考にしてみてください。

おすすめのお店を知りたい場合

【プロンプト】

「東京都にある有楽町駅付近でインスタ映えするおすすめのカフェを教えてください」

【ChatGPT回答例】

おすすめのカフェをWEB検索し、紹介してくれます。

「​ (Colorful Instagram)​」はリンク先に飛べるようになっており、参考にしたサイトが表示できるようになっています。

どんなお店なのか把握でき、自分で検索する手間も省けるため、とても便利です。

明日の天気を知りたい場合

【プロンプト】

「明日8/6の東京の天気は?」

【ChatGPT回答例

「2024 年 8 月 6 日の東京の天気は非常に暖かく、最高気温は約 94°F (34°C)、最低気温は 78°F (26°C) になることが予想されます。当日は雲が広がり、後半には雨が降る見込みです。湿度は約 54% で、降水量は約 0.34 インチ (時間と日付) と中程度の確率になります。」

日付指定をすれば、天気予報も検索することができます。

ChatGPTを既に開いているのであれば、アプリで見るよりも早く情報を手に入れることができるでしょう。

※英語で回答してくることもあるため、和訳する手間が少々出てきます。

検定や試験の開催日を知りたい場合

【プロンプト】

「アロマテラピー検定は次回いつ開催されますか?WEB検索して教えてください」

【ChatGPT回答例】

「次回のアロマテラピー検定試験は、公益財団法人日本アロマ環境協会(AEAJ)が主催し、2024年11月3日(日・祝)に開催されます。この試験の申し込みは、2024 年 7 月 25 日から 2024 年 9 月 2 日まで受け付けます」

試験の開催日だけでなく、申し込みの受付期間まで回答してくれました。

ChatGPTに質問するだけでたった5秒あれば回答してくれる素早さが、急いでいる時にとてもありがたいです。

※「WEB検索して教えてください」の一文をいれると、確実にWEB検索をしてくれます。

リサーチ作業を効率化するためのChatGPT検索テクニック

ChatGPT検索機能を使って今より「効率化」を目指すには、「プロンプトにちょっとした変化を付けること」が肝となってきます。

大幅にリサーチ作業を時短で進めることができる「ChatGPT検索テクニック」とも言えるので、ぜひ活用してみてください。

明確な質問をする

ChatGPTに対して具体的な質問をすることで、より正確な回答を得ることができます。

【例】

正「最新のSEOトレンドは何ですか?」 

誤「SEOトレンド」

具体的なキーワードを使用する

一般的なキーワードではなく、具体的な情報がわかる言葉を使うようにしましょう。

「いつのことなのか」を明確にすることが大切です。

【例】

正「2023年のSEOトレンド」

誤「最新のSEOトレンド」

期間を指定する

最新の情報を取得するために、期間を指定するようにしましょう。

「2023年」だと範囲が広い場合は「月」まで詳しく提示すると、より詳しい回答を得ることができます。

【例】

正「2023年1月から6月までのSEOトレンド」

誤「SEOトレンド」

ChatGPT検索機能は無料版でも使用可能!大幅時短テクニック:まとめ

ChatGPT検索機能を使っていくと

「こんなことまで検索できるの!」

と驚いてしまうだけでなく、更に活用したくなる衝動にかられます。

  • リサーチ業務が楽しくなる
  • 今以上の効率化を目指せる

といったメリットもあるため、ChatGPT検索機能をじゃんじゃん使っていきましょう。

今後の発展は「ChatGPT検索機能」がカギとなるかもしれませんよ。