「プレゼン資料の作成に時間を取られすぎて、他の重要な業務が後回しになってしまう」
「スライド作りに自信がなく、毎回デザインに悩んでしまう」
こんな風に悩んでいませんか?
そんな悩みを抱えるビジネスパーソンや学生にとって、救世主となる存在が「AIスライド作成ツール」です。
人工知能(AI)を活用することで、わずか数クリックでプロフェッショナルなスライドを自動生成してくれるため、時間も労力も大幅に節約できてしまいます。
もはやAIツールを使って資料作成しないのは、人生コストを水の泡にしているのと同じ。
そこで今回は、
- AIスライド作成ツールの特徴
- AIスライド作成ツールのメリット・デメリット
- AIスライド作成ツールの選び方ポイント
- 無料で使えるオススメのAIスライド作成ツール
について解説していきます。
この記事を読めば、自分に合ったツールを見つけ、効果的に活用するためのヒントが得られるはず。
AIツールを活用して、クオリティを維持しつつ、時間短縮と作業効率の向上を実現させましょう!
AIスライド生成ツールとは?メリット・デメリットを確認しよう
AIツールを使ってみたいけど、「本当に便利なの?」と思う方も多いはず。
まずは、
- AIスライド作成ツールで何ができるか
- AIスライド作成ツールを使うメリット・デメリット
について解説していきます。
AIスライド生成ツールとは?
AIスライド作成ツールは、その名のとおり、人工知能を活用して自動的にプレゼンテーションを生成するシステムのこと。
こうしたAIツールは、ユーザーが入力したテキストプロンプトを元にスライドの構成、レイアウト、デザインを提案してくれます。
初心者でも短時間でクオリティの高いスライドが完成するので、資料作成にかかる労力を最小限に抑えることが可能です。
AIスライド作成ツールを使うメリット
- 時間短縮と作業効率の向上
- デザインやレイアウトの一貫性を保てる
時間短縮と作業効率の向上
AIスライド作成ツールの最大のメリットは、作業時間の大幅な短縮。
手動でスライド作成する場合は、デザインやレイアウトの選定、内容の配置に時間がかかりますが、AIを使えば短時間で必要なスライドが自動生成されます。
特に、
- 複数のスライドを作成する場合
- 頻繁にプレゼンが必要な場合
において、時間の節約効果が顕著です。
AIツールなら、テキストプロンプトを入力するだけで、適切なデザインとレイアウトが瞬時に提案されるため、プレゼン資料作成にかかる労力を最小限に抑えることができます。
デザインやレイアウトの一貫性を保てる
また、AIツールは、スライド全体のデザインやレイアウトの一貫性を自動的に維持します。
そのため、プレゼンのビジュアル面でのクオリティを安定させることが可能です。
例えば、ビジネスプレゼンでは、見栄えの良さや整然としたレイアウトが評価されることが多いので、自動的にデザインが維持されるのは嬉しいですよね。
AIはツールは、フォントやカラー、配置など、視覚的に統合された資料を作成するので、ユーザーはひとつひとつスライドを手動で調整する手間を大幅に省けます。
AIスライド作成ツールを使うデメリット
- カスタマイズの自由度に制限がある
- 手動修正が必要な場合がある
カスタマイズの自由度に制限がある
AIスライド作成ツールの1つ目のデメリットは、カスタマイズの自由度に制限があること。
AIツールの多くは、あらかじめ設定されたテンプレートを使用してスライドを作成します。
そのため、色やフォント、デザイン要素はAIが提案するものがベースとなるため、完全にオリジナルなデザインを作り上げるのは難しいです。
例えば、ブランドイメージに合った独自のスタイルを反映させたい場合は、テンプレートを手動で変更する必要が出てきます。
また、非常に複雑なデータを視覚化する場合も限界があります。
複数のグラフを一枚のスライドに統合する際、AIが自動で配置するレイアウトが思い通りにならず、手動で修正を加える必要があることがあります。
手動修正が必要な場合がある
スライドの内容によっては、手動で修正しなければならないことがあります。
例えば、手動での修正が必要になるものとして、
- 細かなフォントサイズの調整
- スライドごとの色の統一
- グラフィック要素の微調整
- テキストや画像がユーザーの意図と完全に一致しない場合
などがあります。
結果として、AIが基礎を作り、ユーザーがその上に手動でカスタマイズを加えるというハイブリッドな作業スタイルが必要となることが一般的。
1から10までAIツール任せきりにするのはまだまだ難しいと言えます。
【AIスライド生成ツール】選ぶときの2つのポイント
ここからは、自分に合ったAIスライド作成ツールを選ぶ時のポイントについてお伝えします。
ポイントは、主に以下の2つ。
- 目的に合わせて選ぶ
- 料金プランによって機能と実用性を見極める
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.目的に合わせて選ぶ
利用目的やシチュエーションに合わせて、AIツールを選ぶようにしましょう。
例えば、ビジネスプレゼンでは、プロフェッショナルで視覚的に魅力的なスライドを短時間で作成することが求められます。
このように時間が限られているプレゼン作成では、シンンプルで直感的な操作ができるツールが最適。
- 既存のテンプレートを活用しつつも、ブランドカラーやロゴを簡単に反映できるカスタマイズ機能
- データビジュアライゼーションやアニメーションが豊富なツール
などは、ビジネスの場面で使い勝手が良いですよ。
2.料金プランによって機能と実用性を見極める
ほとんどのAIツールには、無料プランと有料プランがあり、プランごとに機能や使用範囲が異なります。
プロジェクトの規模やプレゼンの目的に応じて、必要な機能を明確にし、どの料金プランが最適か見極めましょう。
多くのAIスライド作成ツールは、無料プランでも基本的なスライド作成機能を提供しています。
基本レイアウトやテンプレートが使えますが、無料版では使用できるデザインやアニメーション、チームコラボレーション機能が制限されていることが一般的。
一方で、より高度なカスタマイズやチームコラボレーション機能が必要な場合、無料版では不十分で、有料プランを選択することがほとんどです。
無料プランでの利用限界を理解しつつ、必要により有料版も検討することで、さらに高いクオリティのプレゼン資料を作成できるようになります。
【無料あり】おすすめのAIスライド生成ツールTOP3
AIスライド作成ツールは多くの選択肢があり、迷ってしまいますよね。
ここからは、特に無料で使えるAIツールの中でも、初心者から経験者まで幅広いユーザーにおすすめのトップ3を紹介します。
- Tome
- SlidesGPT
- Gamma
Tome(トーム):独自の便利機能で効率化UP
- 直感的でシンプルなUI
- スライド作成の精度が高い
- Tome独自の便利な機能(共同編集機能、AIアシスタントなど)
TomeはアメリカのMagical Tome社が開発した、プレゼン資料の作成に特化したAIツール。
プレゼンのテーマやテキストを入力すれば、AIがその内容に基づいたスライドを自動生成します。
生成されたスライドは後から編集でき、必要に応じて画像やグラフなどの視覚素材を追加可能。
操作は数クリックで完了するため、誰でも簡単に使いこなすことができます。
また、Tome独自の便利機能には
- 共同編集機能
- AIアシスタント機能
- ナレーション機能
などがあり、これらの機能を使えば、スライド作成をさらに効率的に進められます。
▼料金プラン
無料プランでどこまでできる?
無料プランでも基本的なスライド作成は問題なく行えます。
特にテンプレートや画像の選択肢が豊富で、ビジネス用途に必要な基本機能が揃っています。
カスタマイズ性に限界があるため、細かいデザイン調整をしたい場合は有料版を検討しましょう。
SlidesGPT:AIツールの中でも最もシンプル
- アカウント登録不要
- 多様なフォーマット(PowerPoint、PDF、Google Slide)に対応
SlidesGPTは、ChatGPTを活用し、入力したテキストをもとにAIがスライドを自動生成してくれるツール。
基本的な機能は無料で試すことができ、アカウント登録も不要で利用することができます。
AIツールのなかでも、スライド生成を最も簡単に行えるので、
- サクッとスライドの叩き台を作りたい
- スライド自動生成AIツールを一度試してみたい
という方におすすめです。
スライド作成する分には無料で利用できますが、作成したスライドをダウンロードするには「1回2.5$」課金しなければならず、注意が必要です。
作成したスライドは、PowerPointやPDF、Google Slideで出力することが可能になります。
▼料金プラン
無料プランでどこまでできる?
自動生成のスライド作成機能が強力ですが、デザイン面での細かな調整は無料プランでは制限されることがあります。
基本的なプレゼンには十分対応できるものの、動画やアニメーションなどの高度な機能を利用するには有料版が必要です。
Gamma(ガンマ):チャット形式でスライド作成
- ドキュメントファイル(Word、PowerPointなど)の読み込みOK
- AIチャット編集機能
- 外部サービスとの連携可能
2022年にローンチされたAIスライド作成ツールGamma。
タイトルや見出し例を入力するだけで、AIがその内容に沿ってスライドを自動生成します。
また、Gammaの特徴として、WordやPowerPointなどの「ドキュメントファイル」を読み込んで、そのままスライド変換することが可能です。
AIとチャット形式でスライド編集できるのも、Gammaの特徴の1つ。
例えば、「次のスライドにグラフを追加して」といった指示をチャットで送るだけで、AIが自動的にレイアウトやデザインを調整してくれます。
さらに、
- Notion
- Googleドキュメント
- YouTube
- Spotify
などの外部サービスの連携・埋め込みも可能。
情報をワンストップで集約できるので、非常に便利ですよね。
▼料金プラン
無料プランでどこまでできる?
無料プランでもAIとチャットしながらスライド作成が可能ですが、テンプレートの数やカスタマイズ機能に制限があります。
それでも、プレゼン資料作成が初めての方や、短時間でスライドを作りたい場合には十分に使えるツールです。
【AIスライド作成ツール】おすすめツールTOP3&選び方ポイント:まとめ
短時間でプロフェッショナルな資料を作成できるAIツールは、忙しいビジネスパーソンや学生にとってまさに救世主。
AIツールは無料プランでも十分に使えるものも多く、初めてAIを使ってスライドを作成する人にとって、コストをかけずに始められるのは大きな魅力と言えます。
AIスライド作成ツールを使えば、短時間で質の高いプレゼンを作成できるだけでなく、作業のストレスも大幅に軽減されます。
ぜひ今回の内容を参考に、自分に合ったツールを選び、効率的にプレゼン資料作成を進めてみてくださいね。